生成系AIと障害者
〜現実的に優秀な情報収集方法は?〜

こんにちは!トクシル(@tokushiru)だよー
SNSで障害について見る機会増えたな
- 正しい情報と誤情報の判断が非常に難しいこと
- 子どもたちの認知が、次世代の社会の認知になる可能性を考えること
- 複数の情報源から情報を得ることが、正しい情報収集になる可能性が高いこと
当記事のエビデンス
Diego Aragon-Guevara, Grace Castle, Elisabeth Sheridan & Giacomo Vivanti.The Reach and Accuracy of Information on Autism on TikTok.Journal of Autism and Developmental Disorders
https://link.springer.com/article/10.1007/s10803-023-06084-6
(TikTokにおける自閉症情報のリーチと正確性)
若年層があぶない
非常に興味深い研究
詳細については後で触れますが、SNS上で障害のある当事者が情報発信をすることや有名人がマイノリティ(少数派)であることを公表することが増えています。障害に接する機会が増えた一方で、誤情報に接する機会も増えています。
研究では、TikTokにおける自閉スペクトラム症に関連する動画の73%が不正確または誇張された情報であることが明らかになりました。また、正しい情報と誤った情報の「いいね」の記録数がほぼ同数であることも指摘されています。
つまり、情報の正確性を判断するのが難しい状況であるということです。



アメリカが中国のアプリを研究しているので、多少のバイアスはあるかもしれません。
昨年も同様のニュースがありました。若年層が心配です。



っていうことは、当事者が発信する情報は信用できるってこと?



うーん…それも難しいところです。
障害に関する認知拡大に対する懸念



ADHDあるあるー!!
こんなサムネイルや動画見たことはありませんか?障害をカミングアウトしやすくなった一方で、「ADHD=〇〇という症状」という情報が先行しすぎてしまい、症状に該当しないADHDの人がカミングアウトしにくい現状もあります。
情報の信頼性にフォーカスすると、次世代を担う子どもたちが誤情報に多く接することが心配です。子どもたちの認識が次の社会に反映されることを考えると、誤情報の拡散は、より良い社会の実現から遠ざかるネガティブな側面があると考えます。
トクシルとしては、特に障害者を含む若年層に対して、正確な情報収集の方法を伝えることが大切だと考えました。詳細については後で触れます。
エビデンスの解説
タイトルをタップすると
内容が確認できます
Diego Aragon-Guevara, Grace Castle, Elisabeth Sheridan & Giacomo Vivanti.The Reach and Accuracy of Information on Autism on TikTok.
(TikTokにおける自閉症情報のリーチと正確性)
(TikTokにおける自閉症情報のリーチと正確性)
TikTokの自閉症関連動画のほぼ4分の3が、自閉症に関する不正確な情報を含んでいることが、新たな調査で明らかになった。
The Reach and Accuracy of Information on Autism on TikTokと題されたJournal of Autism and Developmental Disorders誌の新しい研究によると、同プラットフォーム上の情報ビデオの73%に、自閉症に関する不正確な、あるいは一般化されすぎた主張が含まれていた。
生成系AIについて開発者が知っておくべきこと(web記事)
生成系AIは、音声からテキストへの文字起こし、音声合成、支援技術など、様々な方法を通じて障がいのある人々のアクセシビリティに大きな影響を与え、改善できる可能性を秘めている。GitHub Copilotツールの中で特に素晴らしいのが音声起動機能(テクニカルプレビュー版)であり、これによってキーボードを使うことが難しい開発者が音声でコードを作成できます。この種のツールは、生成系AIの力を活用することで、より包括的でアクセスしやすい未来のテクノロジーへの道を切り開いています。
トクシルの考え
具体的な情報収集の方法について提案したいと思います。
大前提として「複数の情報源から情報を収集すること」が非常に重要です。1つの情報源から情報を収集することは、得られる情報の偏りや情報源に依存する場合があるためです。しかし、複数の情報源を利用することは、時間と手間が発生するというデメリットがあります。
よって、
- 複数の情報源から情報を収集することができる。
- 手間と時間があまりかからないもの
を条件に選びました。
トクシルが考える情報収集方法であるため、参考程度に見てもらえると嬉しいです。また、以下の候補に追加して、SNSでも情報収集することは賛成です。
難易度★★★ RSSリーダー
RSSとは、簡単に言うと「ウェブサイトの見出しや要約記事を配信するためのデータ」です。これをRSSリーダーを使用して読み込むと、簡単な記事内容が把握できます。当ブログを例に、登録手順を簡単に紹介します。
①RSSフィードを取得する。
トクシルの場合は以下のとおりです。他のサイトでも(知りたい情報のあるサイト名+RSS)と検索すると出てくる場合が多いです。
https://tokushirutokushiru.com/feed/
②RSSリーダーで読み込む
運営者のオススメは「inoreader」というRSSリーダーです。アプリ上で、
+新規追加 → フィード → https://tokushirutokushiru.com/feed/
を入力すると、次のように記事一覧が出てきます。
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運営者は節約情報、居住している市の情報、ライフハック情報など全てinoreaderで見てます。好きなサイトが複数ある場合や情報収集にタイパを求めた場合は非常に便利です。
RSSのメリットは「好きなサイトの情報を1つの場所でまとめて表示できること」です。デメリットは最初だけ手間と時間がかかることです。
難易度★★ まとめサイト
情報収集力ではRSSには及ばないものの、すぐに利用できる点がメリットです。デメリットは、良くも悪くも情報をまとめているのがサイト運営者であるため、本当に知りたい情報と出会えるかは分かりません。
トクシル的におすすめは「はてなブックマーク」です。他のユーザーがどれくらい該当記事をブックマークしたか視覚的に分かりやすいです。
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難易度★ 生成系AI
当記事で推したい情報収集ツールです。AIとチャット感覚で情報収集ができます。最大のメリットは「AIが情報を検索し、提供してくれる点」です。情報収集が難しいと感じる障害のある人や小・中学生に特におすすめです。デメリットは、「調べ方」がある点です。プロンプトと呼ばれる指示を通じて、AIは検索方法を調整しますが、それほど難しい作業ではありません。
トクシル的におすすめは、「Google Bird」(試験運用中)です。他の生成AIにも当ブログについて聞いてみましたが、Google Birdが一番分かりやすい回答をしています。しかし、生成AIは世界的なトレンドなので優秀なAIはすぐ変わる可能性があります。
bing
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ふむふむ良さげな内容…って、そんな記事は書いてない!
ChatGPT
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改善に期待。でも、生成AIと言えば、これですよ
Google Bird(試験運用中)
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(無言の拍手)、素晴らしすぎる
- 正しい情報と誤情報の判断が非常に難しいこと
- 子どもたちの認知が、次世代の社会の認知になる可能性を考えること
- 複数の情報源から情報を得ることが、正しい情報収集になる可能性が高いこと