あれ?SNSシェアボタンが少ないなぁ…
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日本の博物館が視覚障害者のニーズに対応開始
世界的なトレンドに乗り遅れまいと、日本の博物館でも視覚障害者が模型や展示品のレプリカに触れることができるツアーが始まっている。
東京都江東区にある日本科学未来館は、今年3月から視覚障がい者を対象とした「タッチツアー」を開始した。
朝日新聞.2023.09.24
https://www.asahi.com/ajw/articles/14997863?utm_source=pocket_saves
こんにちは!トクシル(@tokushiru)だよー
それでは、ニュースについて考えてみよう!
映画館では静かにすることや博物館の展示物には触れてはならないことなど、娯楽施設や公共施設には多くのマナー(固定観念)が存在します。しかし、こういった固定観念を打破しようとする動きが世界で盛んに行われています。
映画館で声を出すことができる
「ライブ・ビューイング」
展示物に触れることができる
ユニバーサルミュージアム
記事では触れていませんが、施設側の財政難もこうした動きの背景にある理由の一つと考えられます。意外にも、社会を変えるアイデアは、勢いや崖っぷちといった状況が必要なのかもしれません。
人間の底力や…笑
以下の記事にも、感覚の発達についてまとめています。
人間が生きていく上で五感は重要な役割を果たしています。しかし、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のうちの一つが欠損している場合や五感の一つの機能が制限されている場合は、トレーニングによって他の感覚が大きく発達する可能性があることを多くのエビデンスが証明しています。
例えば、視覚障害のある人の場合、視覚以外の感覚が健常者よりも発達している可能性は十分に考えられます。
展示品に触れることができるという小さなニュースでも、人によっては新しい知識や新感覚を発見できる大きなニュースになる場合もあります。
学校を中心に障害者の機能制限を体験する学習として「疑似体験」というものがあります。
なにか気付くことはありませんか??
一般的な疑似体験は、機能や感覚の「制限」を体験することが目的になっていことが答えです。次世代を担う子どもたちの認識が次の社会の常識に大きな影響を与えます。機能や感覚の制限を体験する「だけ」でなく、他の感覚をフル活用して生活するために必要な環境調整や支援を考える視点を持つべきだと考えます。それが障害が社会にあるという根本的な問題の解決につながります。
「感覚過敏」という生活に支障が出るほど感覚が過敏になっている人もいます。
感覚過敏とは
生駒市公式ホームページ.「感覚過敏をご存知ですか?」.2022.10.31
感覚過敏とは、聴覚、視覚、触覚や嗅覚などの感覚が過剰に敏感な症状を指します。インプットされた情報を脳が過大に解釈して起こる症状と言われています。
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000030982.html
感覚過敏は生まれつきの脳機能障害です。前述した感覚の発達とよく似ていますが、プロセスが全く違うことになります。
疑似体験で障害を体験するという視点で考えると、子どもたちの学習には感覚過敏の体験も必要だと考えます。
以上を踏まえて、トクシルとしては「既存の疑似体験のポジティブに捉える視点」と「感覚過敏の体験」が社会を変える視点をもつために必要な学習の一つだと考えます。
具体的な方法として、
こうしたアプローチによって、障害のある方でも社会で生活しやすくなるための実践的な経験が得られます。既存の疑似体験をもう一歩発展させるイメージです。学校でできそうですよね。
例えば、
感覚過敏はあまり認知されていないため、このような場所での体験を通じて、生活のしづらさや課題を理解することができるかもしれません。意外と、感覚過敏ではない人からも需要があるのではないでしょうか。事業者に期待したいところです。
静かなスーパー行きたいな−
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