内山登紀夫.現在の知的障害者に関する国際的な診断基準と最近の知的障害概念の検討
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トクシル
…もう一回言って
下記の判断基準に基づいて複数の検査で多面的に判断します。よく言われる「IQ」だけではなく、生活能力も合わせて障害の程度(軽度ー最重度)を判断します。
- 知的機能の欠陥(IQ)
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推論、問題解決、プランニング、抽象的思考、判断、教科学習、経験から学ぶことなどの知的機能が不十分であり、臨床的アセスメントと個別の標準化された知能検査によって確認される。
- 適応機能の欠陥(生活能力)
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個人の自立と社会的責任について発達水準と社会文化的水準を満たすことができない適応機能の不足がある。継続的な支援なしには、適応機能の不足はコミュニケーション、社会参加、生活の自立などの日常生活の1つ以上の機能を制限する。それは、家庭、学校、職場、コミュニティなどの多様な職場で生じる。
- 発達期の発症
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知的機能と適応機能の不十分さは発達期に生じる。