あれ?SNSシェアボタンが少ないなぁ…
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ここだけチェック!!
Strong Link Found Between ADHD And Car Crashes In Older Drivers
(高齢ドライバーのADHDと自動車事故との間に関連性が発見される)
注意欠陥/多動性障害を持つ高齢成人ドライバーにおける自動車事故リスク」という研究では、ハードブレーキングイベント、自己申告による交通違反イベント、自動車事故を調査した結果、高齢成人ドライバーは、ADHDでないドライバーに比べて、事故に巻き込まれたり、運転関連の違反切符を切られたりする可能性が2倍以上高いことがわかった。
https://www.forbes.com/sites/tanyamohn/2023/10/10/strong-link-found-between-adhd-and-car-crashes-in-older-drivers/?sh=6574b96c4b5b
こんにちは!トクシル(@tokushiru)だよー
それでは、ニュースについて考えてみよう!
熊本大学の研究によれば、認知症外来で受診した患者446名のうち、7名(約1.6%)がADHDであったことが明らかになりました。つまり、先天的な障害だけでなく、後天的に障害が表面化する可能性があるということです。トクシル的には、適応していた障害が老化によって適応できなくなり、後天的に障害が表面化するのではないかという見解です。詳細は過去の記事をご覧ください。
最近、高齢者と障害はトピックなのかなと思うぐらい同じテーマのニュースが増加しています。
女性のうつ病とADHD
車の運転は情報処理量が膨大です。
さらに同時かつ複合的に処理するため、これらをうまく処理できなくなると、事故や危険運転につながる可能性が高まります。
動画の高齢者も、もしかしたらADHDかもしれませんね。
ここまでの内容から、
だから、高齢者の事故が多いのかー
と納得してしまいがちですが、実は高齢者の事故の「件数」は減少しています。近年は新型コロナウイルスによって外出自粛があったので、コロナ禍前の令和元年のデータを見てください。
高齢者ドライバーは増加しているものの、高齢者の事故件数は減少していることを示すグラフです。
65歳以上は顕著だね。65歳の中に75歳も含まれているからね
事故件数の減少の要因は、自動車の性能の向上が大きいと考えます。
今年の10月から個人タクシードライバーの年齢が80歳に引き上げられましたが、上記のエビデンスに基づくと、年齢を引き上げることは世間が問題視しているほどではないという見方もできます。
ADHDを含む発達障害は先天性であることが基本であるため、高齢者を含む後天性の発達検査は現状ありません。後天的に障害が表面化する可能性がある以上、高齢者が発達検査を実施する意義は十分にあると考えます。
障害が表面化する前に障害の有無を把握することもできるため、以下の観点からも実施を検討する価値は十分あります。
ぜひ検査の実施を検討してほしいです。
…容易に想像ができてしまいます。
発達検査の一般化や普及という観点では、先に後天的に障害が表面化する事実の周知を行うべきかもしれません。
ちなみに、高齢者の運転免許の更新における実技試験の対象は、75歳以上で過去3年間に違反歴がある人です。
後天的に障害が表面化する可能性を考慮すると、違反歴がなくても実技試験を実施してもよいのではないでしょうか。長期間運転していないゴールド免許ホルダーもいますからね。
障害かも…って頭の片隅に置くことは重要かも。
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